創業融資

自己資金が十分でないなら、創業者は、創業融資をぜひとも活用するべきです。自己資金が貯まるまでまっていたら、人生のもっとも活力に満ちた時期を無駄に過ごしてしまうことになるからです。この考え方は、自分自身の実体験に由来しています。

創業融資を借りる実体験

私は、昨年4月に、ファイナンシャルプランナーとして独立しました。
長年、信用金庫やその子会社でサラリーマンをしていました。そこで、融資・営業・経理・総務など経験し、その後、上場企業に転職し経理業務をしていました。でも、なかなかうまくいきませんでした。

なんとかしなくてはならない。このままでは、結婚もできず、未来は真っ暗だ。と日夜思い悩みました。
この時代です。転職回数が多い人間に転職機会などありません。思い悩んだ末に出した結論が「職がないなら職を作っちゃおう」ということでした。言い換えれば、ファイナンシャルプランナーと独立開業してしまおうということでした。

私は、悩んでいた時に改めて自分のキャリアについて棚卸をしてみました。しかし、経理や総務の経験や役に立つ。ファイナンシャルプランナーとしての資格をベースに相続支援に特化した業務ならできるかもしれない。思ったが吉日。その日から、独立開業に向けて事業計画を作成し始めました。

事業計画は何とか作ることができました。そのようなことを偉そうに思ってもお金だけは皆無でした。ではどうしたらいいか。
そこで、家を事務所ということで、そこに「磯脇FP事務所」を開くことにしました。もちろん、自己資金はあまりなかったので、事業計画書・収支計画表・資金繰り表を作成し、区の創業融資に申し込みました。わたしのCFP®という資格・相続コンサルティングで実績がある「相続支援ネット」のバックアップや、金融機関や上場企業時代の経験が多少は役立ったのか、融資を受けることができました。そして、必要な運転資金と設備を購入することができました。創業融資なので、もちろん、返済期間も金利も破格の条件です。普通の銀行なら、創業者にお金を貸してはくれなかったでしょう。

私は、創業融資のおかげで小さいながらも、事業を始められたのです。
最初はお客もなく大変でしたが、経理の委託業務の仕事を得て、その会社の緊急対策融資の実行支援を行ってことにより、その会社の社長から信頼を得るようになりました。その結果、起業家支援を対象とした経済産業省後援ドリームゲートアドバイザーとして活躍することができるようになりました。
創業融資が、長期かつ低金利の創業資金を提供してくれなかったら、私は、独立開業をすることができませんでした。

創業融資は、起業家の夢を実現するためには、不可欠な助っ人です。独立開業をするために十分な資金を自力でためようとしたら、永遠にたまらなかったでしょう。かりにためられたとしても、そのときには、すでに時遅しだったかもしれません。
創業資金を自己資金だけでまかなおうとしていたら、創業者はもっとも活力に満ちた時期を無駄に過ごすことになってしまうのです。これは、人生の損失のみならず、日本経済の基礎的な活力のロスです。創業者は必死です。

わたくしは、多くの創業者に、小さいながらも充実した成功を手に入れてもらいたいと思っています。そのためには、まずは、創業融資の調達に成功しなければなりません。
わたくしと創業融資との格闘は、自分自身の挑戦を助けたときから始まりました。
このサイトでは、私見と経験をおりまぜながら、創業融資について皆様のご理解を深めるためにさまざまな情報を提供しようと考えております。