ライフプランニングの必要性について

(2011年02月04日)

近年、わたしたちを取り巻く社会経済環境は大きく変化しています。
例を挙げれば、金融の自由化・国際化による金融商品の多様化、
少子高齢化による公的年金や医療制度の改革、仕事に対する
意識の変化に伴う人材流動化などetc.

このような社会情勢の変化や価値観の多様化によって、さまざまな
場面におけるわたしたちの行動の選択肢はますます増え、自分自身で
意思決定をしていかなければならない場面が増えています。
「自分のことは自分で決める」ことのできる時代へと変わりつつあるのです。
 
自分で自分のことを決めるためには、人生においていつどんなことをしたいのか、
具体的に中・長期的な計画をたてる必要があります。
それを人生設計(ライフプラン)といいます。
ライフプランを立てましょうとよくいいますが、ライフプランとはいったいなんでしょうか
 
今日はそのことについて話をしたいと思います。
 
ライフプランとは、これから先どんな人生を送りたいと思っているかを
描く生涯生活設計のことです。
自分の将来について、ただ漠然と将来を想い描くよりも、
これからどうするのか、何がしたいのかなど、これからの
生活設計をより具体的に考え、目に見える形にしていく。
そのことによって、夢の実現や目標達成のためには、
いったい何をすべきかを知ることができます。

将来の可能性は無限に思い描くことができます。
しかし、現時点で使える時間やお金は限りがあります。
限りある時間やお金を無駄なく有効に使うためどうすべきなのでしょうか。
そのために、自分自身のライフプランをたててみることが必要なのです。
今日はその話をしたいとおもいます。
 
ライフプランを立てるためには、何をしなければならないのでしょうか。
孫子ではありませんが、まずは自分を知る必要があります。
どんな人生を望んでいるかを思い描いてみてください。
 
「何歳の時にどんな生活をしていたいか?」
「結婚・子育てはいつ、どうしたいか?」
「老後はどこでどのように過したいか?」など。
生き方は人それぞれです。

それでも、多くの人が共通して通過する特徴的な節目と
考慮すべきポイントというものがあります。
 
そこで、下記の例を参考にしながら、本人や家族がむかえるで
あろう節目や、その時において必要な備えにはどのようなものが
あるのかを考えながら年代ごとにライフプランをたてていきます。
 
20代 ・・・ 結婚を意識する時期。結婚費用だけでなく、子どもが
できた時のことを考えて出産費用など、親から独立して新たな
家族生活をスターをトさせるための資金準備が必要になります。

30代
・・・ 住宅を購入するのであればまとまった自己資金が必要になります。
もし、仮に子どもが生まれていれば教育費などの資金準備が必要となる時期
でもあります。それぞれの家族の状況に合わせて、万一の場合の備えを
確保することも重要になります。

40代 ・・・ 子どもがいる世帯では、教育費や住宅ローン返済の負担が
大きくなる時期になります。子どもが大学や専門学校に進学する場合は、
入学金や授業料、下宿代など大きな出費が予想されます。
子どもの教育が終わる頃には、自分たちの老後資金の準備を開始する時期
にさしかかってきます。
親の状況によっては、介護をどうするかも重要なテーマになってきます。

50代 ・・・ 退職後の生活設計を具体化する時期になります。自分自身が
受給できる年金額や退職金の概算額なども把握しておきたいところです。
もし、子どもが独立したら保険は、家族の生活確保のための死亡保障から、
自分が病気・入院した時のための医療保障や老後資金を増やすための
個人年金保険へと重点を変える移行期でもあります。

60代 ・・・ 定年退職を迎える時期になります。老後資金を上手に活用しながら
楽しく健康的な老後生活を送りたいところであります。万が一、自分の介護が
必要になった時の備えや相続に関しても検討を始める時期でもあります。