終業後アルバイトに行く途中で事故!? 2

(2011年02月08日)

今日は、1週間ほど前に話をした通勤災害の話のうち、
「終業後アルバイトに行く途中で事故」
についてまた、話をします。

以前、「会社に内緒で、夜アルバイトをしている人が
会社が終わってからアルバイトに急ぐ途中に
自転車から落ちて足を骨折し、10日間入院した」
場合、労災申請できるかどうか?という話をしました。

その場合は、通勤災害として認められる、という話をしました。
では、休業中受け取れる給付は、いくらになるのでしょうか?
給付額はお給料に関係があるのですが、一体どちらの
給与が考慮されるのか?

Q)休業中は労災から給付があると聞きましたが、
本業と副業どちらの給与が考慮されますか?
A)アルバイト先です。

この事例のように、就業場所を移動している場合は
“移動先の給与”
が給付に関係します。

つまり、
本業で月20万、副業で5万稼いでいたとしても、
“本業の分は給付額に反映されない”んですね~。

労災の給付はいくつかあります。その内通院する際の
「療養給付」は現物給付(お金ではなく治療をもらう(受ける))
なので、毎月いくら稼いでいるかは関係なく、病院での
治療費が全額労災から給付されます。

それに対して、休業した時にもらえる「休業給付」は
どこからどこへの移動かによってもらえる金額に差がでます。


ちなみに、
休業補償給付(業務災害)又は休業給付(通勤災害)の額は、
「1日につき給付基礎日額の60%に相当する額」
で、「休業の第4日目」から支給されます。

詳しい計算は省きますが、たとえば、10日休業した場合、
月20万円だと約46,151円。
これが月5万円だと1/4になるわけですから
随分違います。
(実はこれ以外にも給付があって、もう少し多くなるの
ですが、長くなるので割愛します)

このように次の就業場所への移動中も労災は適用されますが、
くれぐれもケガのないよう気をつけたいものです。