金利はどうして動く?①

(2011年03月16日)

住宅ローンの返済額を決める重要な要素の一つに借入金利が
あります。現在の住宅ローン金利は、過去最低水準といっても
良いくらいの低い水準になっています。
 
そもそも金利はどうして動くのか。今回は、金利の変動要因
の基本について話をします。
 
金利の変更要因の主なものとしましては、景気・物価・為替・
海外金利・金融政策・株価などがあります。
 
□景気との関係
「景気がいい状態」とは、働く人の収入(給与等)が増えて
いくような状態をさします。自営業であるならば、売上が
増えて儲かっている状態です。事業が順調であるならば、
設備投資などのために、お金を融資してもらおうとする人
が増えると思います。
お金の需要が高まることで、金利が上昇するわけです。
もし、景気が悪い場合は、その逆になります。
 
□物価との関係
一般的にものの値段の上昇は、ものを買う人が増えること
で起きます。モノの値段が上がりそうなときは、借金をしてでも
早く買おうとする人が増えてきます。お金の需要が高まると
金利が上昇してきます。また、ものの値段上昇による貨幣
価値の減少を嫌う日本銀行が、ものの値段上昇を抑える
ために利上げをすることもあります。
逆に、ものの値段が下がるときには、借金をしてまでモノを
買おうとする人が減るので、お金の需要が減退し金利が
下がると考えられます。
 
□為替との関係
円安になると輸入品が高くなったり、海外旅行の代金が
高くなったりします。輸入物価の上昇が国内物価の上昇
につながって金利が上昇すると考えられます。
円高の場合は、逆に輸入品が安くなることが国内のものの
値段の低下につながって金利が下がると考えられます。
 
□海外金利との関係
たとえば、アメリカの国債の利回りが上昇すると、我が国
の国債を売ってアメリカの国債を買う動きが強まります。
我が国の国債価格が下落し、金利が上がると考えられます。
また、海外の金利が上がると、金利の低い我が国でお金を
借りて、海外で運用しようとする動きが強まります。
我が国のお金を借りようとする人が増える分、我が国の
金利も上がっていくと考えられます。
海外の金利が下がった場合は逆の動きとなります。
 
この続きま、後日、また話をします。