金利はどうして動く②?

(2011年03月18日)

住宅ローンの返済額を決める重要な要素の一つに借入金利が
あります。現在の住宅ローン金利は、過去最低水準といっても
良いくらいの低い水準になっています。
 
そもそも金利はどうして動くのか。今回も、金利の変動要因
の基本について話をします。
 
前回、金利の変更要因の主なものとしましては、景気・物価・
為替・海外金利について話をしました。
 
今日は、金融政策・株価について話をします。
 
■金融政策との関係
日銀が行う金融緩和策とは、お金の貸し借りを緩くすることです。
つまり、金利を下げてお金を借りやすい状態にすることを指します。
逆に金融引き締め策とは、金利を上げてお金を借りにくくします。
 
■株価との関係
株価が上昇するときには、債券市場から株式市場にお金が流れて
行く傾向にあります。債権が売られて、債券価格が下落(利回りは
上昇)します。また、一般に株価が上昇するときは、先行きの国内
景気の好況になると予想されている場合が多いので、国内景気の
好況さを受けて金利が上がっていくと考えることもできます。
当然ながら、株価が下落するときには逆の動きになるのが通常です。
 
なお、これらの動きは、あくまでもマニュアル的なものです。
実際のマーケットは、マニュアル通りには動きません。
また、長期金利と短期金利では、動きが異なることがあります。
一般的には、短期金利よりも長期金利のほうが変動が大きく、
短期金利より先に動き出す傾向があります。
 
まずは、マニュアル的な動きをしっかりと理解する必要があります。
そして、実際のマーケットがどのような要因を重視してどのように
動いたのか確認してみるといいですね。
 
そうすれば金利の動向、とくに先行きを占うこともそう遠くはありませんね。