国民年金の猶予について②

(2011年05月25日)

さて、今日は「国民年金の猶予制度」から若年者納付猶予
制度と「国民年金の免除制度」から「保険料の追納」に
ついてお話しします。
 
<若年者とは?>
20代の方です。(30歳未満、と表現されています)
20代の方は所得が少ないことが多いです。
その方々が所得が少ないことを理由に保険料が納められ
なかったら・・・将来受け取る年金が減るばかりでなく、
遺族年金や障害年金が受け取れなくなることも。
そういった事態を防止するため、申請により
「保険料の後払いができる」制度なのです。
 
<所得条件は?>
年金の免除は、「世帯全体の所得」で判定されます。
が、若年者の特例は「申請者本人と配偶者の所得」で
判定してもらえます。
平成23年度の所得基準は、全額免除と同じ
 (扶養親族等の数+1)×35万円+22万円です。
扶養親族がいない場合ですと
前年所得が57万円以下(収入が122万円以下)
が目安です。
 
<申請はどこでするの?>
学生の納付特例と同様、市(区)役所、または町村役場の
国民年金担当窓口です。
 
<後で払わなかったらどうなるの?>
保険料は25年以上納めていないと、年金を受け取る
資格を得ることができません。
猶予制度は、保険料を納めていなくても、この「資格」
を得ることができる仕組みです。が、
「年金額は増えません」
 
しかし、免除や猶予を受けた期間は、保険料を 全額納付
したときに比べ、受け取る年金額が 少なくなります。
このため、免除(猶予)を受けた期間から  「10年以内」
であれば、あとから保険料を納付することが できる仕組みが
あります。 これを「保険料の追納」といいます。
 
例えば、平成23年4月分につき免除(猶予)を 受けた場合は、
平成33年4月末までに追納すれば よいことになります!
ちなみに、滞納の場合は2年経つと保険料を 納めたくても
納めることができなくなります。
 
もしあなたが長生きする予定でしたら、将来受け取る
年金額を少しでも増やす方がよいでしょう。
ただ、10年以内といえども注意すべき点が。
保険料を追納する場合は、保険料の免除若(猶予)を
受けた期間の翌年度から起算して、3年度目以降に
保険料を追納する場合には、承認を受けた当時の
保険料額に 経過期間に応じた加算額が上乗せされます。
 
要は、「3年目以降は15,020円では済まない」 ということです!
(平成23年度価格)
 
追納したい方は、できるだけ早めに年金事務所で納付所の
発行をしてもらいましょう。