銀行の夏のキャンペーン始まった

(2011年06月11日)

6月に入って、少しずつ銀行の夏のキャンペーンが始まりました。
銀行の、特に預金にかかわるキャンペーンはわりと同じような
パターンが各行で展開されることが多いような気がします。
今日はそのことについて話をします。

定期預金の特別金利、外貨預金の金利優遇や為替手数料の
優遇、投資信託や 外貨預金と組み合わせて円定期に資金を
入れることで金利が優遇されるなど、どれもおなじみの
キャンペーンではあります。
 
例えば外貨預金の為替手数料優遇を同じ時期にキャンペーン
として各行がぶつけてくるというようなことがこれまでもよく
見受けられたということです。

そんな目でこの夏のキャンペーンを見てみると、この夏は
ごく単純に円定期の特別金利なのかもしれません。
 
年中なにかしらキャンペーンをやっている状態なので、この夏が
特別という こともないと思います。
しかし、このところのキャンペーンはほとんどこの円定期の
特別金利です。 

さてキャンペーンを含め、ちょっと定期預金金利が高く
設定されているものを探してみたいと思います。
 
・三井住友銀行の「SMBCダイレクト限定上乗せ金利定期」
・あおぞら銀行インターネット支店「あおぞらネット定期預金」
・オリックス信託銀行「eダイレクト預金」
・ソニー銀行や楽天銀行、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行
などの、いわゆるネット預金、ネット銀行がほとんどです。
 
この中でキャンペーンは三井住友銀行だけですね。

あとは通常の金利ですから、やはりコストを抑えられるメリットを
金利に還元するという点で高めの金利を設定しやすいということ
なのでしょうか。 

肝心の金利を見てみましょう。 
三井住友銀行の「SMBCダイレクト限定上乗せ金利定期」が
平成23年9月30日までのキャンペーンで、100万円以上の
預入れで通帳の発行が必要なければ1年定期の金利が0.12%。
 
あおぞら銀行インターネット支店「あおぞらネット定期預金」は
最低50万円からの預入れで、1年定期の金利が0.25%
(預入金額300万円未満)。
ちなみに6ヶ月0.20%、3年0.40%、5年0.50%もあります。
また300万円以上だと1年定期で0.30%、3年0.45%、5年0.55%です。

一方、通常金利でもおおむね金利の高いネット銀行等を
見てみましょう。
比較のために1年定期の金利をあげると、オリックス信託銀行
「eダイレクト預金」が預入金額100万円以上300万円未満で
0.15%となっています。また、ソニー銀行が同じく0.30%、
楽天銀行0.17%、ジャパンネット銀行0.22%、
住信SBIネット銀行0.18%、といったところです。
 
こうして比べてみると、1年定期だけ金利を特に高く設定している
ソニー銀行が頭ひとつ抜けていて、それに続くのが、
あおぞら銀行インターネット支店とジャパンネット銀行でしょうか。
 
やはり国内の低金利が相変わらずなので、かつての1年定期で
1.0%というような水準は望むべくもありませんね。
言い換えれば、こじんまりとした印象ですね。

またキャンペーンということではありますが、住友信託銀行の
「夏の定期預金金利優遇キャンペーン」が、7月29日まで
100万円以上の新規資金を預け入れる条件で通常の
円定期1年が0.25%の優遇金利。

さらに、中途解約できないかわりに少し金利が高くなるという
「新型定期預金<グッドセレクト>」という定期預金も2年で
0.30%、 5年で0.40%など優遇金利が適用されます。

これ以外にも、金利が高くなるという意味では、年中無休の
レギュラー商品となった退職金の預入れを対象にした金利
優遇や、一部ではいわゆる仕組み預金に金利を上乗せする
ようなキャンペーンもやっています。

まだこれからもキャンペーンが出てくると思われますから、
しばらくは、銀行の動向に注目したいところです。