寄付税制改正について

(2011年06月20日)

6月15日、参議院本会議で「特定非営利活動促進法の一部を
改正する法律案(NPO法改正案)」が全会一致で可決・成立
しました。(来年4月から施行)

また、寄付税制改正、プランドギビング信託税制などを含む
税制改正についても審議が進んでいます。

いよいよ、日本にも、本格的な寄付税制が始まります。
 
多くのNPOの方にとっても、
「認定NPO法人」というのは、ハードルも高く、手間も大変で
あるという印象があったと思いますが、今回のこの改正で、
ホントに簡単に取得できるようになります。

これで、世界的にもユニークな「仮認定NPO制度」(まず、
NPOを認定NPOとして「仮」認定して、3年間で寄付者を
集めて「本」認定に移行してもらう制度)も特徴です。

私は、個人的に3000円x100人ルール(認定のパブリック
サポートテストに、年間平均で3000円以上の寄付者を100人
集めるという選択肢が加わった)が認定要件に入ったことが
、とてもいいと思っています。

これって、ターゲットが分かりやすいし、また、この目標、
ちょっと頑張って達成したくなるけど、決して簡単ではない。

でも、何より、このことで、仮に4万のNPOのうち、1万のNPOが
認定申請すると少なくとも毎年100万人はNPOを支援すると
いうことです。

そのためには、なんだかんだで年間500万人くらいの人は、
NPO側から「声」をかけられるということです。

ファンドレイジングの原則に
「Never Ask, Never In(お願いしない限り、寄付は入ってこない)」
というものがあります。

まずは、このプロセスで、日本中に「ああ、NPOってこんな人たちが
こんなことやってたんだ」と感じてもらうことが、寄付文化醸成の
ためにもとても大切なことだと思います。

NPO活動に、いろんな人が「かかわる」機会を広げる。

寄付も立派な社会参加です。

いよいよ、大きな扉が開く第一歩です。