遺族年金について①

(2011年07月05日)

今日は遺族年金についてお話しします。
 
■遺族年金
どの年金に加入している時に亡くなったかで、遺族が受け取れる
年金が異なります。また、受け取れる遺族は決まっています。 

【遺族基礎年金】
<子のある妻または子が受け取れる年金>
夫はもらえません。昔は、男性が働いて女性が家を守ることが
当たり前だったから。
今となっては・・・なんだか不公平な感じがしますね。

この年金は、死亡した人が
・国民年金の被保険者(国民年金に加入している)
・老齢基礎年金をもらえることが決まっている人
・老齢基礎年金の受給資格期間を満たしている人 等

保険料を死亡日の「前日」において
・死亡日の前々月までの被保険者期間の2/3以上納付済
又は
・死亡日の前々月までの一年間のうち、滞納期間がない

ことを条件に支払われます。
国民年金に入っている(いた)+保険料を払っていた
かどうかを問われるってワケですね。

ちなみに、厚生年金に加入していた=国民年金にも加入です!

さらに、もらえる遺族が、限定されています。
死亡した者によって生計を維持されていた
・子のある妻
・子
※「子」は18歳に達する日後最初の3月31日までの子、
 又は20歳未満の障がい状態にある子

支給額(年額)・・・788,900円(見直しがあります)

子の加算
1・2人目・・・227,000円      
3人目以降・・・75,600円

妻と子1人だと、100万ちょっとですね。

ところで、なぜ保険料の納付状況は死亡日の「前日」おいて
なのかわかりますか?
いままで保険料を納めてなかったのに、死亡した日に慌てて
納めることができないようになっているからです!
(実際、よくいらっしゃるそうです)
 
続きまして遺族厚生年金についてお話しをします。

複雑な制度ですので、ざっと説明させていただきます。

【遺族厚生年金】
在職中=厚生年金に加入していた期間と考えてください!

①死亡した人が
・在職中だった
・退職後、在職中の病気やケガがもとで初診の日から
 5年以内に死亡した
・老齢厚生年金の資格期間を満たしていた
・1級・2級の障害厚生年金を受けられるとき

保険料を
・遺族基礎年金と同様、死亡日の前々月までの国民年金加入
 期間の内、2/3以上の期間払っている
又は
・死亡日の前々月までの一年間のうち、滞納期間がない
いずれかであること

<もらえる遺族の範囲>
※遺族基礎年金よりも、遺族厚生年金の方が
 遺族の範囲が広い!

死亡した者によって生計を維持されていた
・妻
・子、孫
・55歳以上の夫、父母、祖父母(※支給開始は60歳から)
です。
また