「障害年金」について

(2011年08月13日)

今日は「障害年金」についてお話しします。
 
■障害年金
どの年金に加入している時に初診日があるかで受け取れる
年金が異なります。
 
※初診日:障害の原因となった傷病について
初めて医師の診療を受けた日
 
障害年金は、「請求」しないともらえません。
(障害等級に該当しただけではもらえない) 
 
【障害基礎年金】
 
初診日か1年6ヶ月経過した時(その間に治った場合は
治った時)に障害の状態にあるか、
または65歳に達するまでの間に障害の状態となった時
+
保険料を死亡日の「前日」において
・死亡日の前々月までの被保険者期間の2/3以上納付済
またはは
・死亡日の前々月までの一年間のうち、滞納期間がない
 
ことを条件に支払われます。
国民年金に入っている(いた)+保険料を払っていた
かどうかを問われるってワケですね。
 
ちなみに、厚生年金に加入=国民年金にも加入ですよ!
 
ところで、障害年金でいう「治った(=治癒)」とは
傷病が治った状態だけを指すのではありません。
次に掲げる場合も「治癒(=医学的治癒)」となります。
・傷病が治った訳ではないが、症状が安定(固定)した場合
・症状が良くなる見込みは無いが、悪くなる見込みも無い場合
・後遺症や器質的欠損が有っても、現状以上の治療効果が期待
 
出来ない場合
 
つまり「右腕を失った」場合は、右腕が生えてくることは
ありませんので、「治癒」とされます。

【障害厚生年金】
厚生年金に加入期間中に初診日があること。
↑
これがもっとも重要です。
退職した後では、障害厚生年金の対象になりません。
障害厚生年金をもらう為には、過去に厚生年金に
加入していたor現在加入している、ということは
全く意味がないのです。
 
(障害基礎年金の場合は、最初に掛かった医療機関の
初診日が分からなくても、現在掛かっている医療機関の
初診日が証明できればもらうことが出来ます)
 
また、障害基礎年金の支給要件を満たしていないと
もらえません。
つまり、厚生年金に加入するまでに国民年金を
滞納している期間がある場合は、もらえないことも
あるので注意が必要です。
 
 
【障害等級】
障害厚生年金 1級 2級 3級
障害基礎年金 1級 2級
 
障害基礎年金には、3級がありません。
そのため、障害厚生年金の3級に該当した場合は
2階部分のみの年金となります。
 
また、障害厚生年金には「障害手当金」という
一時金もあります。
 
 
【障害者手帳には2級と書いてありますが?】
障害者手帳に記載された障害等級と、障害年金請求時に
認定された障害等級は必ずしも一致しません。
 
障害者手帳に記載された障害等級が2級の場合でも、
障害年金では3級にも該当しない、ということが
起こり得ます。