年末年始のマナー

(2011年12月27日)

みなさんは、もう年賀状は出されましたでしょうか。私は、25日に
あわてて出しました。
今日は、年賀状が「まだ!」という方のためにお役に立つ内容も
含めたマナーについて話をします。

今年は未曾有の震災等で辛く悲しい想いをされた方も多い
と思います。

そんな方々を考慮して、年賀状印刷のデザインも、「賀正」や
「迎春」などではなく「希望」「夢」などと書かれたものが
選ばれているようですね。
私も、復興支援のやっている関係上、どのようにして出そうか
悩みました。
 
結局、私の場合は年賀状ではなく年始状となってしまいました。
言い換えれば「賀正」や「迎春」などの文字入れず年始のご挨拶と
したものになりました

年賀状は一行でも手書きでメッセージがあるととても
嬉しいものです。しかし、そのメッセージに
失礼な言い回しがないようにしたいものです。

よく間違われる例や、気をつけたい部分についてまとめました。


1.「お体ご自愛ください」←×

「ご自愛ください」の言葉の前に「お体」と付けること。
「ご自愛ください」の意味自体が体や健康を気遣う意味が
含まれていますので、重複表現となります。
 
2.自分の住所を簡略化する←×

郵便番号を記載したから、住所は町名と番地だけ記載するのは
少々不親切ですね。
郵便局の配達員にとってはそれでも通用しますが万が一、
相手の方があなたへの年賀状を書いていなかったとしたら
どうでしょうか?
 
みなさんから届いた年賀状を頼りに住所を記載して書くので
はないでしょうか?

その場合、例えば「渋谷1-1-1」という住所なら、相手の方が
「(東京都)渋谷区渋谷1-1-1」と書けるかもしれませんが、
「東京都あきる野市二宮1-1-1」を
「二宮1-1-1」とだけ記載されていたらいかがでしょうか?

相手の方は郵便番号が記載されているとはいえ、その前の
住所を調べるのではないでしょうか?
ご自身の住所も配慮が必要ですね。
 
3.書かなかった方への年賀状を1月10日に慌てて出した←×

年賀状は、1月7日の松の内・七草までです。それ以降は、
「寒中見舞い」として対応します。

その場合、年賀はがきも使ってはいけません。
通常ハガキ、もしくは私製ハガキを使用してください。
2月3日の節分まで受取人に届けば通用します。 

4.目上の方から年賀状を頂き、急いで寒中見舞いを出した←×

「お見舞い」は目下の人に使うものです。
相手が目上の方の場合は、「寒中お伺い申し上げます」とします。
 
5.お歳暮を贈り逃してしまったので、お詫びするメールを送った←×

お歳暮を贈り逃してしまった場合、他の方法で贈りましょう。

元日から1月7日までの松の内に贈るのであれば「お年賀」、
松の内を過ぎて、2月初めの立春までの間であれば「寒中お見舞い」、
相手が目上の方なら「寒中お伺い」として贈ります。

立春から3月頃までの間であれば「余寒お見舞い」、
目上の方に贈るなら「余寒お伺い」として贈ることができます。

ちなみに、お歳暮を一度お贈りしたら3年は続けるのがマナーと
されています。

どうしても…という場合は、
お中元をやめてお歳暮は3年以上お贈りしてから
やめるという方法を取ったほうが賢明です。

そして、一筆添える際には「~をお送りいたします」ではなく
「~をお贈りいたします」です。

「送る」は物や手紙・情報などを他の地点に移動させるという
意味があり、「贈る」は、人に感謝・愛情・支援などの気持ちを
表すために金品を与えたり、行動に表したりするという意味が
あるので「贈る」のほうがマッチしています。

マナーがなっていないと、
恥ずかしい思いをしてしまうことがあります。
是非、ご参考にされてくださいね。