確定申告の申告内容を間違えた場合の取扱いについて

(2012年03月12日)

確定申告を終えた後で、計算ミス等、申告内容に誤りがあることに
気が付いた場合の手続きですが、確定申告期間内(例えば
平成23年分の所得税については、平成24年3月15日まで)
であれば、申告書の差替えが認められます。
 
所得税基本通達120-4 「同一人から2以上の申告書が提出
された場合」では、特段の申出がない限り、法定申告期限内の
最後に提出された申告書を納税者の真意に基づく申告書として
取扱うことが示されており、その注書きでは、この取扱いは、
事務に支障のない限り、申告書の差替えを認める趣旨である
ことが明文化されています。実際には、申告書Bと第5表により
訂正を行うこととなり、法定申告期限内の訂正であれば、延滞税や
加算税は賦課されません。
 
一方、確定申告期間終了後に誤りに気づいた場合ですが、
税額を少なく申告していたときも申告書Bと第5表により修正
申告を行うこととなります。
この場合には、申告金額等によっては、過少申告加算税等が
かかることがあるので気を付ける必要があります。
 
また、税額を多く申告していた場合には、「更正の請求」により、
正しい税額に訂正することとなり、平成23年分の所得税については、
平成29年3月15日まで更正の請求ができることとなります。
 
原稿提供 株式会社税研情報センター