失敗から学ぶ住宅購入について①

(2010年11月27日)

その1
『問い合わせ・資料請求編』

「資料請求しただけなのに・・・」

ということで、これからは、住宅購入に失敗しないためには、実際に現場で起
こった失敗例を勉強し、そのような事例を参考にしながら、トラブル対処法を
学ぶことが不動産購入で失敗しない為の一番の近道では、ないかと思います。

今回は、まず、不動産会社へ問い合わせする場合の注意ポイントからお話した
いと思います。


(1)インターネットで便利になった不動産探し

インターネットが普及するにつれて、物件情報などの情報収集がずいぶんと便
利になりました。
Yahoo!不動産やHOME'S、リクルート社が運営するSUUMOといっ
た不動産検索サイトを利用すると、簡単に自分の希望条件に合った物件が探せ
て、しかも、簡単に資料請求ができてしまう。
なんて、便利なんだと思っていたら、とんだ落とし穴が待っていました。


(2)問い合わせしたら・・・こんなことに

・調子に乗って、いくつもの物件にチェックを入れて、資料一括請求のボタン
 を押したら、次の日から、10数社もの不動産会社から、電話やメールの嵐。
 ノイローゼになりそう。
・送られてくる物件情報は、どこも同じ様なものばかり。
 毎週金曜日の夜になるとFAX地獄。朝、新しい用紙を補給してもその日の
 うちに無くなってしまう。

※インターネットでの情報収集は、使い勝手が良くなった分、調子に乗って複
数の不動産会社に問い合わせをしてしまい、電話営業やFAXの嵐なんてこと
に、そうならないためにはどのようにしたらよいでしょうか?


(3)不動産流通の仕組み

不動産会社が扱っている物件は、はっきり言って、ほとんど一緒です。
これは、各社の不動産物件の紹介は、不動産会社のホストコンピュータである
『不動産流通機構(通称:レインズ)』の中にある情報だからです。

このレインズには、不動産会社のみがアクセスでき、一般の方はアクセスする
ことはでません。この不動産会社間で共有された情報を元に、お客様に情報提
供されるわけですから、ほぼ同じ情報が各社から届くのです。

この「不動産流通機構」の情報は市場に出回っている物件のおよそ80~90%が
入力されています。


(4)解決策

最初は複数の不動産会社に問い合わせをするのではなく、2~3社程度に問い
合わせをしながら、信頼が置ける不動産会社や営業担当者を探すようにしまし
ょう。
問い合わせをした不動産会社が、売り込みの強い典型的な営業会社だったり、
なんとなく頼りにならなそうな担当者でしたら、きっぱりと「お宅からの情報
は、もう結構です!」といいましょう。

それでもしつこく電話をしてくる場合は、「国土交通省“個人情報保護ガイド
ラインの第18条”をご存じですか? お宅の会社の、個人情報の利用目的に同
意した覚えはありませんので至急、個人情報をの利用を停止してください」と
毅然とした態度で言って見てください。

いけいけの営業マンは、賢いお客様は苦手ですので、パッタリと営業電話が掛
ってこなくなるはずです。


しつこく、強引な不動産の営業が嫌で、早々に契約を済まして、物件探しを
やめにしようとする方も少なくありません。
それでは何を目的に不動産探しをしているかわかりませんので、くれぐれも
最初のお問い合わせで、何十社もの不動産会社にお問い合わせしないように
注意して下さいね