失敗から学ぶ住宅購入術⑥

(2011年01月11日)

住宅購入の難しさは、図面だけで判断できないことが、多いものです。
安いなと思って現地に行ってみると、周辺環境が劣悪であったり、あまり良さ
そうな物件でないなと思っても、現地に行ってみると、意外に良い物件だった
り・・・と、物件探しの場合には物件単体のピンポイントの視点ではなく、
周辺環境も含めた、総合的な視点が必要です。

とはいえ、効率的に有意義な物件探しをしたいものです。

今日は、物件見学・無意味な物件見学について話をしたいと思います。


(1)いざ物件見学へ

インターネットの物件検索サイトに、興味のある物件を見つけたYさん。
不動産会社に問い合わせしてみると、「これからすぐに案内できますよ」と

夫婦で不動産会社に来店し、そのまま案内をしてもらいました。
目的の物件見学が終わると案内担当者より、
「近くにも物件がございますが、ご覧になられますか?」
と提案をし、折角なので依頼してみると


(2)せっかくなので、他の物件も・・・

すると、全く、要望と異なる物件や、以前、他の不動産会社に紹介された物件
を案内されたりと、数件見学した段階でうんざりしていたのですが、お願いし
てしまった手前、上手く切り出すことができず、なかなか帰らせてもらえませ
ん。


気に入る物件が無いとなると、会社に連れて行かれ担当者の上司と面談。
それから、その上司に、気に入ってもいない物件をひたすら勧められました。

1日を無駄にしてしまったようです。


(3)物件紹介や物件案内の方法は各社で違う

不動産会社によって、サービスの質は大きく異なります。
物件の資料を渡して、自分で見学させる不動産会社もあれば、自社の営業車に
同乗して近くの物件をいろいろと案内してくれる不動産会社もあります。

サービス的に言うと、いろいろな物件を案内してくれる方がいいのですが、
要望にあった物件を的確に紹介してくれる会社は少なく、

・予算だけが要望にあっている
・探しているエリアだけが要望にあっている

などなど、決して的確な物件というレベルではありません。
しかし、良い物件を購入するためには、ある程度の物件を見学した方がいいの
ですが、


(4)解決策

では、無駄を省くためには、どうすれば、良いかということですが、
不動産会社に案内してもらう場合は、以下の点を担当者に、伝えましょう。

・明確な要望(またその理由)
・今回、見学できる時間

これを伝えても無視する様な担当者は問題外です。
また、予定外の物件紹介の場合は、現地に行く前に必ず図面を見せてもらい
自分の要望に合致しているのか?を確認した上で、お願いしましょう。

もし、要望と異なる物件提案があった場合には、なぜその物件を自分に勧める
のかを確認し、納得できる様であれば、お願いしましょう。


(5)たまに聞く話

お客様から聞く話として、あの不動産会社に行ったら、
「要望してない物件をひたすら案内され、子供が家で留守番しているので、
帰りたいといったのに、会社に無理やり連れていかれ、監禁状態で上司に
詰め寄られた。」という話。

このタイプの不動産会社は、いまだに存在しており、
「ご案内」=「契約」的な発想を過剰に持ちすぎている会社です。

たしかに相手は営業会社なので、致し方ない部分も多少ありますが、この様な
経験をされた方は、不動産会社に対して悪い(怖い)印象しかありません。

物件探しの中で、異常な警戒心を持ってしまいます。残念なことです。
そうならない為にも前述の解決策で臨み、はっきりした意思表示をしましょう。