単身赴任者が会社から実家に直接向かうとは

(2011年01月24日)

本日は、労災保険に関する話です。
例えば、ご主人(もしくはお父さん)が、単身赴任している場合、
会社から実家に直接行ったり、その逆の場合があります。
そして、会社から実家に直接行ったりしている途中で不幸
にも事故にあう場合があります。
 
単身赴任している人にとっての自宅とはどこでしょう?
週末は、家族の元へ帰る方も多いと思います。
このケースの場合。果たして労災は下りるのでしょうか。
今日は、その事について話をしたいと思います。

これは、通勤災害の話です。
認定のポイントは3つ!

「自宅から会社等就業場所までの往復か」
「現在の就業場所から次の就業場所への移動か」
「経路や方法は合理的だったか」 等

でしたね。
では、単身赴任している人にとっての自宅とはどこでしょう?
週末は家族の元へ帰る方も多いと思います。

そこで、以下の場合も通勤と認定されます。
「住居と就業の場所との間の往復に先行し、又は後続する住居間
の移動(厚生労働省令で定める要件に該当するものに限る。)」

・・・法律の条文ってホント読みにくいですね。
要するに

<以前>
○家族の住む家⇔会社

が通勤と認められていて

<H18.4~>
●家族の住む家→普段帰る赴任先近くの家→会社
●会社→普段帰る赴任先近くの家→家族の住む家

のように、一旦会社の近くに借りた家に帰って荷物を置き
それから帰省するという場合も、通勤として認められるって事。
金曜日はスーツケースをひきずって出勤しなくても良くなった
というのは嬉しいですね。

ただし、いくつか条件があります。
■転任のせいで、自宅から会社に通えなくなった

◆妻(または夫)と別居せざるをえなくなった
◆学校に通う子供と 〃
◆介護が必要な家族と 〃

■移動が、勤務日の前日、当日、翌日であること
(月~金で働いている場合は
 金曜日または土曜日の移動/日曜日または月曜日の移動)

そもそも単身赴任する必要がない場合は認められないし、
一旦会社の近くの家に帰って、2~3日してから実家に行く
場合は通勤としません。
そりゃそうですよね。

でも、単身赴任されている方とはいわず、労災なんか認定されずに、
ケガなく毎日、無事に帰って来て欲しいなと思います。