道のりづくりによる目線合わせについて

(2011年02月26日)

今日は、道のりづくりによる目線合わせについて
話をしたいと思います。 
 
ある日のことです。
「我々のビジョンは、5年後7億円の売上です!」
 と経理の委託先の部長様がおっしゃいました。
 
銀行に行く車中での話でした。

それを聴いて、私はワクワクしながらこう尋ねました。
「そのときは、皆さんはどんな状態なんですか?
 オフィスはひょっとして移転ですか~?お給料は?」

そうすると、先方の部長は、
「いや…それは…とにかく5年後は7億円やっているんです!」

続けて、私はこう尋ねました。
「ちなみに2年後の売上はどれくらいですか?」
 
部長はこう言いました。
「2億円くらいかなあ。それとも、3億円くらいだろ!」
 
この話をしていいて、私はとっても違和感を感じました。
 
なぜでしょう。なぜならば 、
5年後10億円の「Goal」は決まっていても、「道のり(Way)」
が決まっていないからです!

マラソンに例えるならば、マラソンもただ単に
42.195キロ走れば完走ではありません。
ルールに従って、コースを正しく走らなければ当然失格になります。

この会社は正に幹部の皆さんが、わが道をマイペースで走ろうと
しているわけです。

目線がバラバラ!
こんな幹部に社員はついていけますか???


目線が違えば、視野が違います。
見える世界が違うので、「課題認識」にも当然ズレが生じます。 
たとえば社長にとっては、「課題」である事柄が、部長にとっては、
まったく「課題」ではないという事態が起こるわけです。
そこに社員たちは大いに惑わされるのです。


では、やるべきことは、何でしょうか?
 
それは、
『道のりづくりによる目線合わせ』です。


現状と未来の状態をイメージしながら、どの道のりを行くのか決める。

1年後の状態と売上、2年後の状態と売上…
あらゆる角度からの検証が必要です。
環境、競合他社、事業戦略、販売戦略、人員戦略、財務戦略などが
思い浮かびます!

そうすると、未来像が見えます!
「未来の(想定)課題」が見えてきます。
それに向けた行動を「今」とるべきだといえます!


これこそが組織の成長であり、人の成長です。
「未来」につながる「今」だからこそ!社員はワクワクするわけです!
「今」の問題ばかりに目をやっていても、5年後のビジョンには
近づきません。

ぜひ、幹部同士、「Goal」までの道のりをつくり、目線を合わせて、
社員の方々とビジョン実現をして頂きたいものです。