税金の支払いのために、借入ができますか?

(2012年03月24日)

そろそろ、3月決算の会社は、決算予想が、分かってくる時期です。
1年間、頑張って事業を展開してきて絶対黒字を確保!という
経営者が、ときどき、困るのは、税金の支払です。
◆ 税金を払うためのお金が、心許ない
◆ 税金を払うと、手元の現預金が少なくなってしまう
という場合に、税金の支払いのために、借入ができるか?
そのことについて話をします
 
★自己資金で、税金を支払ったら、今後の資金繰りがどうなか?
 
まずは、資金繰り表を作成して、借入をしないで税金を支払ったら、
今後の資金繰りは、どのようになるのか?考えてみましょう。
皆さんの会社においてどうなるのか予想をしてみてください。
予想した結果、月末現預金が、不足しそうな場合は、
◆ 税金の支払い分を借入するか
◆ 税金の分割納付を相談するか
となると思います。
 
★税金の支払い資金を借りたい場合は、6カ月での返済が基本
 
税金を支払うための借入を、「納税資金」と言います。
基本的に、納税資金の借入期間は、次回の納税時期までと
なりますので、6カ月での返済となります。
したがって、上記の資金繰り表で、納税資金を借りて、6カ月で
返済するという、予想をしてみてください。
これで、税金の支払いによる、現預金の一時的な不足が避けられ、
平準化が図れるなら、「納税資金」を借入できる可能性があります。
 
3.「納税資金」は、本当に、借入できるのでしょうか?
 
建前では、税金を支払うためのお金は、手元に残しておくものだ!
と言われます。
しかし、経営者としては、事業発展のために、お金を投下して
しまいがちです。
本当に、事業のためにお金を投下してしまい、税金の支払い資金が
不足するなら、「納税資金」を借りることは、さほど難しいもの
ではありません。
 
資金繰り表を作成して、銀行や信金に、相談してみてください。
また、税金を分割納付すると、延滞税が必要となる場合もあります。
一方、「納税資金」の借入金利は、延滞税より安い場合が多いので、
その点でも、有利と言えるでしょう。
*税金の分割納付や延滞税などについては、税理士や税務署
などにお問合せください。