怒鳴る上司に対する対処法

(2011年02月11日)

みなさんの会社では、上司の方が「ばかやろう」などと職場で、
人目をはばからずどなり散らしたり、また、部下のミスに対し、
ねちねちと文句をいい、部下の説明も、「言い訳するな」と
封じ込める上司はいませんか?
 
そのくせ、自分の上司にはぺこぺこし、ご機嫌取りの腕前は
超一流。このような上司のもとでは部下はたまったものじゃ
ありませんね。部下の方は、ストレスがたまり、挙句の果て
には体調をくすしてしまいます。
 
このように、部下をつぶす上司を俗に「クラッシャー」と呼ばれます。
できれば、このような対応は改めてもらいたいのですが、なかなか
そうもいきません。言動はすぐには改まりません。
過去と他人はかえられないといわれています。
 
ではこのような困った上司にたいしてどのように対応したらいいの
でしょうか。今日はこのことについて話をします。
 
■弱さを理解する
まずは、上司本人の弱さを理解することです。
このような上司に共通しているのは
 
「強烈な自己愛」
「異常に高いプライド」
 
この2つです。
そのプライドが高い割に傷つきやすく、外部や上からの評価が
落ちることにいつも恐怖を感じています。それゆえに、職場で問題が
発生した場合、自力で責任を引き受けられず、自分の非を認めることも
ゆるせないので、代わりに部下などを徹底的に責めることで、自分の
立場を守ろうとする傾向にあります。
 
部下を怒鳴りつける行動は、一見して強い人物を印象付けます。
しかし、気が弱い犬ほどよく吠えるといいます。それと同様に、自分の
弱さを隠すための行動といえます。
 
■適当に流す
次に、適当に流すことです。
このような上司の方は、本当は傷つきやすい自己愛者と
いえます。それゆえ、事実であっても本人の欠点や失敗を論理的に
問い詰めたり反論したりしてしまうと、さらに激しい怒りを買ってしまい
逆効果といえなす。そこで、怒鳴る上司を前にしたら、
 
「強がっているだけえで本当にかわいそうな奴だなあ」
「上しか見えない哀れなヒラメ人間」
 
という具合にやや離れたスタンスに立ち、憐れむくらいの目で
見るようにし、適当に流して真正面から受け止めないようにする
のがいいといえます。
 
振り回されずに距離を置いて聞けば、どなり声の中から意外と参考になる
意見が見つかったりするかもしれません。
 
■自尊心をくすぐれ
最後に、部下同士で結束して対応方法を統一することも有効です。
誰かが責められ始めた場合には、ころ合いを見計らって
「●●君、電話ですよ」
とほかの同僚が用事を作って呼び出し、その上司から一時的に緊急避難させる
ように決めておくのも一つの方法です。
 
傷つきやすさを逆手にとり、みなさんの経験を結集して、その上司の自尊心を
くすぐる方法を探ってみることも役立ちます。
ワインやスポーツなどその上司が得意とする話題に触れて、知識を披露する
場を作るのも一つの方法です。
 
これでも、上司の雷が落ちてしまった場合は、日頃悩まされている人同士で
酒の肴にでもして、腹立たしいことも笑い飛ばしてしまいましょう。
 
厄介なクラッシャーの振りまわられないよう便利な対応策をみんなで
作成しておくといいですね。