仏滅は何をするにも縁起が悪いのは本当か?

(2011年02月18日)

2月といえば受験シーズンですね。2月初旬の中学入試から、
大学入試まで、受験生が志望校という栄光目指して最後の
スパートをかけているの真っ最中です。
受験生のみなさんには、風邪などひかず、ベストコンデションで
試験に臨んでもらいたいと思います。
 
受験シーズンのせいかどうかわかりませんが、最近ネットなどで
出願など受験に関係する書きこみをよく見かけます。
 
それを読むと、けっこうみなさん暦を気にしているのがよくわかります。
 
たとえば、
願書が日付け指定だった場合、早めの日にちに設定しようと
思ったら仏滅だったので、わざわざ後の日付にして受験番号が
遅くなってしまったとか、受験料の振り込みを大安の日にしたとか......。
 
志望校に何としてでも合格したいという気持ちから、ゲンを担ぐという
気持ちが強いのだと思います。
 
ゲン担ぎにはたとえば
 
昔から仏滅に結婚式を挙げるとよくない
友引にお葬式はしないものだ
 
などと、いろいろと言われています。
 
でも、本当に仏滅の日に行動を起こすと悪いことが起きるのでしょうか?
今日はそのことについて、話をします。
 
仏滅は、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六曜のひとつです。
 
六曜は中国で生まれたとされていますが、
いつの時代から暦として確立されたかについてはわかっていないそうです。
 
それによれば、仏滅は「仏も滅するような大凶日」の意味があるそうです。
元々は「空亡」「虚亡」と言っていたそうですが、これを全てが虚しいと解釈して
「物滅」と呼ぶようになったのだとか。
 
仏滅という表記になったのは、近年になってからだといわれています。
「物」という字の変わりに「佛(仏)」の字が当てられるようになり、
この日は、六曜の中で最も凶の日とされていて、
結婚式などの祝儀を行うにはふさわしくない日だと考えられるようになった
といわれています。
 
ですから、仏滅というのは、別に本当に仏様(お釈迦様)が亡くなった日と
いうわけではないのですね。
旧暦では、お釈迦様の死んだ日とされる2月15日が
必ず仏滅になるそうですが、それは本当に偶然そうなっただけなんだとか。
 
それも不思議というか、だからこそやっぱり悪い日なのかな? 
ついつい思えまてしまいもします。
 
ただ、言えることは、仏滅は何をするにもダメな日というわけでもないようです。
 
たとえば、「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」とも言われるように、
仏事(お葬式、法事など)は仏滅にやるのがいいらしいですし、
また『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」という考え方から、
「大安」よりも新しい物事を始めるには良い日との解釈もあるそうです。
 
そう考えると受験の願書を出す、結婚式を挙げる、引越しをするなども
、新しい物事を始めるという意味がありますから、別に仏滅でもいいというか、
むしろ大安よりも適しているではないかと考えられます。
 
実際のところこれが正解! というものはございませんが、
個人的には大安でも、仏滅でも、自分がこの日がいい! 
と納得した日に行動を起こすのがいいような気がします。
 
まさに思ったが吉日ではないでしょうか。