エニアグラムとは①

(2011年04月10日)

先日、FPの継続研修がありました。そこでは、エニアグラム
を生かして顧客対応に使うというものでした。
早速紹介をしたいと思います。
 
エニアグラムという言葉はギリシャ語で、エニアは『9』、グラムは
『図』を意味します。つまりエニアグラムとは、『9の図』という意味に
なります。9つの点をもった円周と、それを繋ぐ線からできている
こういう図形のことです。

  エニアグラムがどこで生まれたのか、歴史はまだはっきりと
わかっていません。この図は、もともとは宇宙万物の本質を表す
象徴であり、その起源は古代ギリシャ、あるいは古代エジプ
トにまでさかのぼるとも言われています。

エニアグラムの性格論は、1960年代に作られたもので、
70年代からアメリカで精神医学や心理学の研究者が注目し、
研究を重ね、理論を発展させ続けているもので、新しい人間学、
心理学として世界各国に広がっています。

このように、エニアグラムは古い根に育った新しい木であると
いうことができます。古代からの智慧に新しい心理学が、
導入されています。また、人の心に深く語りかけてくるので
受け入れやすく、日本でも人間関係改善のために学ぶ人が増え、
教育関係者、弁護士、医師、心理療法士のほか、大手企業でも
研修に導入するところが出ています。

日本では1989年に「日本エニアグラム学会」が設立され、
エニアグラムを紹介してきました。エニアグラムの理論は
研究者によって意見が異なる部分もありますが、学会では
主に、ドン・リチャード・リソ氏とラス・ハドソン氏の理論に
基づいて説明をしています。この他、初めて日本で教えた
『エニアグラム入門』の著者パトリック・オリアリー氏の説明も
取り入れています。
 
エニアグラムの目的と効能について
 
時代は「モノ志向」から「こころ志向」「自分志向」へと移って
います。豊かに生きる支点をモノからこころへ移したのは
よいとして、形のないこころや、押さえどころのない自分と
付き合うのは容易ではありません。

エニアグラムの目的

(1)自分を理解すること(自分の中の何を伸ばし何を
改めるべきかを知る)
(2)他人を理解すること(他人とよりよい関係をもつこと)

 「自分」とは、いったい何か? 自分の中のどこが傷つき、
何ゆえに悩むのか、という問いはだれもがいだく素朴な
疑問です。この問いは、自己理解への意欲へとつながり、
自己理解がすすめば自己成長へとつながり、そして、
自分や身近な人に対する愛や寛容が身についていく
可能性がでてきます。

エニアグラムを理解することでの効用

(1)自己理解と自己受容が深まる。
(2)自己理解と自己受容が深まるにつれ、他者理解、
他者受容ができるようになり、人間関係の改善につながる。
(3)人間としての成長のしかたが分かり、自分をよりよく
活かす、自己実現を目指せる。
 
エニアグラムで自己診断をして見ましょう。
 
 
 

エニアグラムのサークル

circle.gif

【各タイプの関係】
1番7番の考え方から学び、
7番5番の考え方から学び、
5番8番の考え方から学び、
8番2番の考え方から学び、
2番4番の考え方から学び、
4番1番の考え方から学び、
3番6番の考え方から学び、
6番9番の考え方から学び、
9番3番の考え方から学びます。

それぞれのタイプは、自分に持ち合わせていないものを持っています。
図の数字をクリックすると、各タイプのページへジャンプします。