空気に感謝できる気持ちを持とう

(2011年06月13日)

さて本日は、「空気に感謝できる気持ちを持つということに
ついて話をします。

見えないものの代名詞。それは空気です。私は、人からよく
「空気を読め」なんていわれます。

空気は普段見えませんが、空気がないと私もみなさんも数分で
死んでしまいます。

今日ある方と食事をしていたときに、奇跡のようなお話を
聞きました。

まずは、その話からしたいと思います。 

今回の東日本大震災で、津波にあわれた方のお話です。
おばあちゃんを家に残したまま、別のところにいた娘さんの
がいました。

娘さんご自身は津波の範囲でないところにいたのですが、
おうちが津波に巻き込まれたかもしれないという不安がありました。

家に残したおばあちゃんが心配で心配で、津波の流れが
収まった瞬間に、大急ぎで家に戻りました。

すると、

リビングのテーブルの上におばあちゃんが、本当にちょこんと
座っていたということでした。

本当に、奇跡的に無事でした。ほっとすると同時に、娘さんは、
おばあちゃんに事情を聞いたそうです。

おばあちゃんの話の内容を要約すると、津波があっという間に来て、
どんどん水かさが増えてきてきました。
おばあちゃんは何もすることが出来ずに波にのまれました。

家具も一緒に浸水していろんなものが家の中で流されました。

おばあちゃんも、体すべてが水につかりこのままおぼれるか!
と思ったときに、誰かにあごをぐいっと持ち上げられたそうです。 

丁度上を向く格好になって、目の前すぐのところに天井が
見えたということでした。

水と天井の間にある空気をなんとか吸っていると次第に水かさが
減っていき、偶然にも一緒に浮いていたテーブルの上に
「ちょこんと座る形」で着地しました。

もうびっくりして、腰が抜けてしまってしまいました。そして、
娘さんが来るまで、じっとテーブルの上から動けなかった
そうです。 

奇跡的な出来事です。

そして、その家には、おばあちゃんの他は誰もいませんでした。

アゴをあげてくれたのが誰かは、それはわかりません。
しかし、きっとご家族を思う気持ちに反応した何かしらの形で
助けてくれたのかもしれません。娘さんは、とても信仰心の
厚い方とのことでしたので、神様が守ってくれたと喜んで
いたそうです。
 
それにしても、おばあちゃん本当に無事でよかったです。
 
話を空気に戻します。

私たちは、眠っているときも、起きてからも、空気を吸わないで
生きている時間というのはほとんどありません。

でも、私をふくめて先ほどの話のように、おぼれたときや、
何か特別なことがない限り空気に感謝していることはあまり
ないはずです。

空気は、地球に引力があり、その大きさと太陽との絶妙な
距離によって、この地球上の生命が維持できるようになって
います。 

もし、地球の引力が弱かったら、大気は宇宙に霧散してしまい、
月のように空気のない星になっていたかもしれません。

もし、地球が、太陽からいまより離れていたら、氷に覆われた
(ドライアイスかもしれませんが)寒々とした惑星になっていたでしょう。

また近づきすぎていたら、地上温度が数百度、数千度となり、
生物のすめない星になったかもしれません。 

「今の地球の状態は、すでに感謝できる状態なんだ」

生きているだけで丸儲け。というさんまさんの言葉もありますが
私たちが生きているだけでなく、この地球が今の形で存在していると
いうだけで、感謝しければならないのだと、あらためて感じました。
 
生活に必要な空気に感謝。
自分たちを支えてくれている大地という地球に感謝。
いつも絶妙な距離で、私たちを照らしてくれている太陽に感謝。

そこで、この三つを感謝してみるのはいかがでしょう? 

見えないものに感謝ができるようになると、少しずつ今の状況が
好転してくるはずです。

目の前のことも大切。そして時には大きく考えて、大きいものに
意識を向ける。

そんな明日をすごしてみたらいかがでしょうか。