年始における挨拶の作法について

(2012年01月04日)

今日は、年始のマナーについて話をします。
みなさんにとっては、もうご存知のことも多いと思いますが、
その場合は確認という気持ちでお読みください。 

1.初詣のマナー
 
みなさんは、もう初詣に行かれましたか?参拝は神社でも
お寺でも、どちらでも構いません。ただし、参拝の仕方が
神社とお寺では違います。

【神社の場合】
「二礼二拍手一礼」です。
お賽銭を入れる前に鈴を数回鳴らし、その後お賽銭を入れます。
手を叩く前に2回おじぎをして、それから2回手を叩きます。
合掌して、去年の感謝の気持ちと今年の抱負を祈願します。

【お寺の場合】
御賽銭を入れてから手を叩かずに合掌して、去年の感謝の
気持ちと今年の抱負を祈願します。

【共通して行うこと】
・拝む前に手と口を清めるため、手水場(ちょうずば)に必ず
行きましょう。
手水場(ちょうずば)では下記のような順番で行います。

右手で柄杓を持って水をすくい、左手を清めます。

左手で柄杓を持ち、右手を清めます。

柄杓を右手に持ちかえ、左手で水を受けて口をすすぎます。

柄杓を立て、柄にもしっかりと水を流した上で柄杓置きに伏せておきます。
 
・祈願するときは他力本願ではなく、決意を伝えます。
×…「○○が叶いますように」
○…「今年は○○を叶えます!」

・去年の感謝を伝えることを忘れてはいけません。
お願いだけしてしまうと、神様に「調子のいい人!」と思われる
かもしれません。
私は、神様や仏様にずいぶん思われたみたいでした。

私は、知人から以前教わった言葉で大事にしている言葉があります。

朝日を拝む人あれど、夕日を拝む人はなし
「お願い事はしても、とかく人は感謝を忘れがちだ」
という意味です。本当に感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。


2.年始の挨拶回りの注意点

お世話になっている取引先等に挨拶回りに行くとき、
手土産は必要かどうか悩む方もいらっしゃるかもしれません。

お歳暮を贈っている取引先には、持って行かず、お贈りしなかった
取引先には「御年賀」として持って行きましょう。

そのときののしは、「内のし」ではなく「外のし」にします。
多くの企業から頂く企業は特に、内のしではどの企業からの
頂き物かすぐわからないからです。

何度もあっていいことなので、もちろん水引は、「結びきり」
ではなく「蝶結び」です。

玄関先で渡すなら、風呂敷や紙袋から出しておきます。
応接室などに通される場合は、相手の方を待つ間に出しておき
相手が文字が読める向きにして、お渡しします。紙袋は持ち帰ります。
ご挨拶は小正月(1月15日まで)、訪問時は午前中を避け
午後の早い時間に30分以内にしましょう。 

3.年始の挨拶はいつまで?

1月末になっても2月に入ってもその年に初めてお会いする方に
「明けましておめでとうございます!」
と挨拶している方を見かけます。

「お正月ボケしている」と思われては、イメージダウンになりますよね。
非常に残念なことです。

「明けましておめでとうございます」が使えるのは小正月までと
されています。
 
これは私の意見として読んでほしいのですが、
「明けましておめでとうございます」が使えるのは小正月(1月15日)
までというのも遅い気がします。
 
新年の挨拶状も、7日過ぎると「寒中見舞い」になります。
また、1月7日が松の内(地域によっては1月15日まで)ですから、
私は、個人的には1月8日以降は「本年もよろしくお願いいたします」と
いう挨拶のみにとどめるようにしています。
 
人間、いろいろ敗もしながら、マナーは現場で磨くものかもしれません。
しかし事前に知識があると、スマートな対応ができます。
是非、ご参考にされてください。
 
本年もよろしくお願いします。