-Tax、税務署等へ行く必要がないから利用

(2011年09月15日)

e-Tax(国税電子申告・納税システム)は順調に利用者を増やしていますが、
国税庁が今年2月から5月にかけて実施した「e-Taxの利用に関するアンケート
」の結果(有効回答数5万8028件)によりますと、利用しようと思った理由(
複数回答)は、「税務署や金融機関に行く必要がないから」と答えた人が全体
の76.9%ともっとも多く、次いで「税務署の閉庁時間でも申告書等の提出(送
信)ができるから」が62.5%でした。

 以下、「ペーパレス化が図れるから」(55.1%)、「パソコン(インターネッ
ト)を有効活用したいから」(48.7%)、「書面での手続きに比べ負担(感)が
軽減されるから」(47.4%)が挙げられ、「電子証明書等特別控除制度(最高5千
円の特別控除)を受けることができるから」(36.3%)や「e-Taxで還付申告した
場合、還付処理が早いから」(35.4%)などのe-Tax利用でのよく言われるメリッ
トは意外に少ない結果となりました。

 e-Taxや確定申告作成コーナーを知ったきっかけ(複数回答)については、
「国税庁ホームページ」が58.5%と最も多く、次いで「税務署からの案内文等
」(33.0%)、「テレビ・ラジオ」(27.8%)と続いています。

 また、実際に利用した(利用予定)手続き(複数回答)では、「所得税申告
」が実に93.7%と圧倒的に多く、次いで「消費税申告」が12.7%でした。

 一方、e-Taxの利用しやすさについては、「(とても)利用しやすかった」
の回答率が「申告等データの入力・作成」(62.7%)や「電子署名の付与・送信
」(64.2%)では6割を超えている半面、「ヘルプ機能・よくある質問」に関して
は38.8%にとどまるとともに、「(とても)手間取った」が21.5%と比較的多く、
e-Tax普及のためには、このあたりの改善が国税当局に求められます。
 

情報提供元

株)実務経営サービス お役立ちインフォメーション