家庭の節電と操業シフトについて

(2011年06月26日)

15%の節電が言われていますが、一体何にどのくらいの
電気を使っているかご存じでしょうか。
経済産業省によりますと、在宅・非在宅および時間帯別に
見た機器別の電力需要は次のようになっています。
(東京電力管内の1900万世帯を前提に推計)

      在宅世帯(14時) 在宅世帯(20時) 非在宅世帯(14時)
 エアコン   58%     43%     28%
 冷 蔵 庫   17%     16%     49%
 テ レ ビ    5%     10%      -
 照  明    6%     14%      -
 パソコン  0.4%    0.4%    0.3%
 温水便座  0.6%    0.7%      2%
 待機電力    3%      3%     10%
 そ の 他   10%     14%     12%

全体を通して、エアコンと冷蔵庫の割合の大きさが目立ちます。
「エアコンの設定温度を上げる」
「冷蔵庫の設定温度を上げ、開け閉めの頻度を減らす」
「照明は小まめに消す」
といった言葉の意味を再確認させられます。

企業では、工場を平日休んで土日に操業したり、オフィスでは
フロアごとに出勤する曜日をずらすなど様々な対策が
打ち出されています。
もちろん、この影響は社内に留まらず、取引先などにも及びます。
さらには、保育園などにも影響が及んでいるようです。
 
共同通信社によりますと、愛知県豊田市は、夏場の節電対策で
土日に稼働する自動車関連企業のために、土日に預かることの
できる保育園を増やすのだそうです。

大半の人が土日が休日であることを前提に、これまでは、
世の中はまわってきましたので、休日をシフトすることによる
影響が、社会のいたるところに及ぶのは必然かもしれません。
 
社会全体を巻き込んだ壮大な実験とも言えそうな今夏の
操業シフトですが、しかし、うまく行けば、新しい制度やシステム等
何か画期的なものが生みだされるのではないかとの期待も
あるようです。
ちなみに、日本の休日は、明治9年に欧米の制度にあわせて、
土曜日の午後と日曜日を休日にしたことから始まったのだそうです。

<ご参考>
●節電-電力消費をおさえるには-
http://www.meti.go.jp/setsuden/