エコキャップ運動について

(2011年09月29日)

エコキャップ運動とは、ペットボトルのキャップを集めてリサ
イクル業者に買い取ってもらい、その売却益でワクチンを
購入する資金として寄付するという活動です。
 
神奈川県の高校生の「ペットボトルのキャップを一般ゴミとして
捨てるのはもったいない。これを集めて何かできないか?」が
この活動のきっかけだそうです。

 キャップの提供は、子どもから大人までの個人、企業、学校、
労働組合、その他多くのグループが参加しています。平成19年
8月に「エコキャップ推進協会」を設立し、20年2月には内閣府
からNPO法人として認証されました。設立から4年弱の活動で
集められたキャップの数は2011年5月現在、36億6,000万個、
ワクチン購入代金5,160万円(ポリオワクチン258万人分)を
JCV(世界の子どもにワクチンを日本委員会)に寄付をしたという
実績があります。
 
また、東日本大震災の被災地に義援金として、5月に宮城県、
7月に福島県、岩手県にそれぞれ1,000万円を寄付しました。
茨城県にも同額を寄付する予定だそうです。

 ただ、キャップ800個がワクチン代約10円であり、輸送費などの
コストを考えると極めて非効率なことから、賛否両論あるようです。
直接現金を寄付したほうが、効率的であることは言うまでもあり
ません。
また、ペットボトルを消費しないことが最も「エコ」であるという
意見もあります。

 ペットボトルは年間約250億本が生産され、回収率62%、
再資源化率37%と、完全再資源化にはほど遠い状況となって
います。また、世界の国や地域には、ワクチンさえあれば
助かる子供たちが大勢います。このような現状から鑑みて、
エコキャップ運動が環境について、またボランティアについて、
同時に考える良いきっかけになるのではないでしょうか。

http://ecocap007.com/
(エコキャップ推進協会HP)
 
情報提供元:
(株)実務経営サービス